エスパイジャト州ホバ・アリバ

ドミニカ共和国

エスパイジャト州ホバ・アリバ
19°33’52.2”N
70°16’6.8”W

ドミニカ共和国のカカオ栽培

ドミニカ共和国のカカオ栽培は、国内最初の住民であるタイノ族まで遡る豊かな歴史があります。栽培されているカカオ豆の品種は、生産性の高いクローン種の侵入を防ぐため注意深く監視されており、古くから存在しているドミニカ産カカオの固有の品種が保存されています。

先祖代々の伝統を保護するため、ヴァローナは地域の生産者連盟と緊密に連携し、小規模生産者に不可欠なサポートを提供しています。この連携を通じて、ヴァローナはアグロフォレストリーを活用して、次世代のために土壌を保全する持続可能な農業モデルを推進しながら、地域コミュニティを支援しています。

ドミニカ共和国産のカカオ豆は、伝統と革新が融合されています。ヴァローナは生産者連盟で組織化された小規模生産者を支援することで、カカオがドミニカ共和国北部の経済的・文化的観点において、中心的な役割を果たし続けることが可能な未来の創造をサポートしています。

ドミニカ共和国のカカオ栽培

1985年に設立された「コナカド(CONACADO:ドミニカ共和国カカオ生産者連盟)」は、国内最大級のカカオ生産組織のひとつです。

コミットしている組織

「コナカド」は、特にカカオ豆を粉末、カカオバター、カカオマスに加工する工場の建設にしたことにより、カカオ生産者の収入とカカオ生産者の家族の生活水準を向上させており、国際的に有名な近代的なカカオ産業の創造に取り組んでいます。これは、高品質なカカオ豆の生産と持続可能な農園経営に重点を置き、コミュニティの開発と環境保護と組み合わせることにより、実現しています。「コナカド」は、レインフォレスト・アライアンス認証、UTZ認証、フェアトレード認証、USDA及びEUのオーガニック認証など、複数の認証を保有しており、これは「コナカド」のコミットメントへの取り組みを表しています。「コナカド」のビジョンや歴史、また、ドミニカ共和国内で高い評価を得ており、ヴァローナにとって理想なパートナーです。

ドミニカ共和国のカカオ

2016年 にパートナーシップを締結

2023年に6年間の更新

共同組合 事業業態

243人 の生産者

ヴァローナへのカカオ供給者

2018年より - アグロフォレストリー

カカオ・フォレスト」は、環境を保護しながら、カカオ豆の品質やカカオの木の生産性、カカオ生産者の生活の品質を向上させる革新的な農業モデルを創るために、カカオ生産者、企業、研究者、消費者、NGO団体を結集した先駆的な活動。とてもポジティブな成果が認められ、コートジボワールでも展開することが決定

2023年 - 区画マッピング

ヴァローナの資金提供により、243のカカオ生産者の区画をマッピング
これにより、カカオ豆が保護地域では栽培されておらず、森林破壊に影響していないことを証明

36 の実験区画

ドゥアルテ州、サン・クリストバル州、エスパイジャト州の23の生産者と協力して作られた

4つ の革新的なモデル

アグロフォレストリー