ガーナ

ウエスタン州タルクワ
5°19’24.9”N
1°48’52.9”W

ガーナのカカオ栽培

タルクワとアッシン・フォスの絵画のように美しい風景の中で収穫されたガーナ産カカオ豆は、先祖代々の伝統の素晴らしさを体現しています。地域のカカオ生産者は、伝統的な発酵プロセスを用いており、苦み、スパイス、土の香りが組み合わさった特別なアロマを生み出します。

緑豊かな丘と曲がりくねった川の間に位置する村は、カカオ栽培に最適な環境です。カカオ豆のこの地域の重要な経済資源ですが、それ以上に文化や食についての貴重な資産でもあります。

伝統的な製法にも関わらず、世界中でガーナ産カカオ豆は人気があり、世界最大のカカオ生産国のひとつです。

カカオ|ガーナ フェデコ

「フェデコ(Fedco)」との長期的なパートナーシップ

1997年に設立された「フェデコ」は、ガーナのカカオ豆の主要バイヤーのひとつであり、全国50,000人のカカオ生産者からカカオ豆を調達している企業です。「フェデコ」では、カカオ生産者を企業の中心に据えており、カカオ生産者の生活の向上と環境保護に取り組んでいます。ヴァローナは2013年より、一緒に活動を行っています。

ヴァローナのカカオ豆は、タルクワとアッシン・フォスの2つの地域から、独占的に調達されています。タルクワには、11のカカオ栽培コミュニティがあります。

社会的・環境的なコミットメント

「フェデコ」では、生産者の支援のため、農業生産工程管理や社会的・環境的慣行に関するトレーニングを提供しており、農園の生産性とカカオ豆の品質を向上に取り組んでいます。2017年より、ヴァローナと「フェデコ」は、11のコミュニティの教育環境を改善するための大規模プロジェクトを実施しています。

ガーナのカカオ生産者

2016年 にパートナーシップを締結

2023年に3年間の更新

LBC(Licensed Buying Compnay) 認可された購入企業

事業業態

1,978人 の生産者

がヴァローナとの取り組みに専念(2023年)

2016年

図書館とICTセンターなどが含まれる、イベントや研修が開催できるワッサ・ンクラのコミュニティ・センターに資金援助

2017年~2022年 : 教育プログラムへのアクセス

タルクワのコミュニティに、5年間の教育のアクセスを提供するプログラムの開始。ガーナ教育省、「フェデコ」、ヴァローナの三者間によって実施されているプログラム
- 学校を5校建設(幼稚園1校、小学校2校、中学校2校)
- 2つの小学校をリノベーション
33つの教室と4つの設備が整ったコンピューター設備を設置
両学校には、井戸と浄化槽付きのトイレを設置
1,600人の学生が、新築された学校とリノベーションされた学校に通学

2022年 : 生産者の支援プログラム

- カカオ生産者の物流を支援するため、「Aboboya」と呼ばれる三輪スクーターに資金提供
- カカオの木と陰樹の配布
- 収入源多様化プロジェクトの開始
       ・ ウサギとアグーチ農場の建設
       ・ 石鹸作りプロジェクト

2023年 - 児童労働への対応

ヴァローナのパートナーである「フェデコ」は、国際カカオ・イニシアチブの方法に則って、タルクワとアッシン・フォスの地域に2つの児童労働監視及び是正システム(CLMRS:Labor Monitoring and Remediation Systems)を設置
これにより、地域コミュニティでの児童労働に関する意識を高め、児童労働を特定し、解決して、発展を監視していくことが可能

7つ の学校

の建設、もしくは、リノベーションを実施

33つ の教室

1,600人 の学生

が新設もしくはリノベーションされた学校に通学