コートジボワール

グエモン州ディボブリ
6°44’32”N
7°0’44.2”W

 「エコキム(ECOKIM、キンべ協同組合企業連合)」は、コートジボワールの30のカカオとカシューナッツ生産者が所属している共同組合です。

フェアトレード認証とレインフォレスト・アライアンス認証のカカオ豆

 「エコキム」は、高品質なカカオ豆が国際市場で評価されながら、所属メンバーが持続可能な発展ができることを目的に活動をおこなっています。フェアトレード認証、UTZ認証とレインフォレスト・アライアンス認証を取得しています。ヴァローナのチョコレートに使用されるカカオ豆は、「エコキム」のメンバーで、全ての生産者がフェアトレード認証及びレインフォレスト・アライアンス認証を取得している「カペディグ(CAPEDIG:Coopérative Agricole Persévérance de Dibobly-Guezon)」から供給されています。 

ペコ山国立公園と、デコエと高サッサンドラの保護林の間に位置する所属メンバーの農園は全て保護地域で栽培されたカカオ豆を調達されていないことを保証するため、2016年よりマッピングされています。

100%の区画の地理的位置を特定

ヴァローナは、「エコキム/カペディグ」と2014年より一緒に活動をしており、2018年にパートナーシップを締結しました。生産者コミュニティをサポートするために行っている幅広い活動に加え、価格補償ボーナスを行っていることは生産者にとってはとても魅力的であり、2019年以降の「カペディグ」への所属者数は3倍以上に増加しました。

カカオ|コートジボワール

2018年 にパートナーシップを締結

パートナーシップの期間:6年間

共同組合 事業業態

2,872人 の所属メンバー

その内1,839人がヴァローナにカカオ豆を届ける

2014年

プチ・ブアケに小学校を建設

2016年より

100%の区画が地理的位置が特定され、マッピング

2017年より

カカオ生産者に対する最低価格保証の導入

2018年

ダロアにトレーニングセンターを開設

2020年

ヴァローナ連帯基金の資金提供により建設

- クアメブレクロに公立小学校と食堂を建設
- ナジェッテに公立小学校を建設
- ポナ・ウインロに養鶏場を建設

2021年

ヴァローナ連帯基金の資金提供により建設

- ディボブリ給水塔の建設
- プチ・ブアケに食堂を建設

2022年

- サイベに養魚場を建設
- プチ・ブアケとディオロウゾンの村にポンプを設置

2023年

- ラザードクロ公立小学校の建設
- ポナ・ウインロ養鶏場に2棟目の鶏舎を建設
- トブリー・バンゴロの若者16人に養蜂箱の配布と養蜂トレーニングを実施

最低価格保証

を過去5年において生産者に支払う(2012年以来最高の水準)

306人 の学生

がクアメブレクロの学校に在籍

294人 の学生

がナジェットの学校に在籍

235人 の学生

がプチ・ブアケの学校に在籍

2,002人 の所属メンバー

が適正農業生産規範(GAP)の訓練を受講

2,081人 の所属メンバー

が2022年に、児童労働の啓発と防止、女性のエンパワメント、労働の権利などに関する社会的グッドプラクティスについての研修を受講

1,942人 の所属メンバー

2022年に環境的グッドプラクティスについての研修を受講