ハイチにおける高品質カカオのパイオニア
「フェッカノ(FECCANO:北部カカオ協同組合連合会」は、2002年にさまざまな取り組みや地域のNGO団体の支援により設立された、8つの協同組合で構成される連合会です。設立当初から「フェッカノ」は、ハイチ産のカカオ豆が適正な価格で評価されるをことを目標にしています。何十年もの間、この地域、及び国内のカカオ豆は、発酵される前の状態で中間業者の中で低価格で販売されてきたため、カカオ生産者は利益を得ることができず、低賃金の原材料の供給者として位置づけられていました。2007年に「フェッカノ」は、フランスのNGO団体「AVSF」と連携して、カカオ豆の価値を高めるためにカカオ豆の発酵を始め、「フェッカノ」は、ハイチにおける高品質カカオ豆のパイオニアとしての地位を確立しました。
長期的なパートナーシップ
この取り組みにより、ヴァローナは2011年に「フェッカノ」と出会い、2015年には5年間のパートナーシップを締結しました。これによりヴァローナは、先駆的なカカオ生産者を支援し、ハイチ産カカオ豆の持続可能性と価値を促進できるようになりました。2020年には、このパートナーシップをさらに10年間更新しました。