献身的な協同組合
2005年に設立された「コオペラティブ・ノランディーノ」には、ペルー北部の7,000以上のカカオ、コーヒー、黒砂糖農家家族が所属しています。所属家族の生活環境の向上をミッションに、国内および国際市場へのアクセスを提供しています。「コオペラティブ・ノランディーノ」は、透明性、公平性、敬意、説明責任、民主性、サービスの品質という基礎的な価値観を原動力としています。現在、所属している全ての生産者は、フェアトレード認証とオーガニック認証を受けています。
「グラン・ブランコ」の独占
全ての生産者の区画はマッピングされており、栽培されている全てのカカオ豆が区画ごとに追跡することができます。アグロフォレストリーの技術に則って、カカオの木は果樹や森林の木と一緒に栽培されています。
「コオペラティブ・ノランディーノ」との関係は、品質とサステナビリティに関する想いを共有していることから、2010年代の初めに始まりました。2013年に締結したパートナーシップにより、在来の「グラン・ブランコ」のカカオ豆の品種を共に保護する活動が行えています。以来、ヴァローナはラ・ケマソン、バジェ・シングアテ、ロス・ランチョスのコミュニティで栽培されている「グラン・ブランコ」の独占権を保有してきました。アンデス山脈の麓のピウラ砂漠の端に位置しているこの3つのコミュニティは、協働してカカオ豆の発酵と乾燥を行っています。
また、ヴァローナは、「コオペラティブ・ノランディーノ」とのパートナーシップを深め、サン・フアン・デ・シタリ、サン・ホセ・デ・シサとウイコンゴのコミュニティが栽培するカカオの供給を拡大しました。2021年には、10年間のパートナーシップの更新を行っています。