カカオが環境に及ぼす影響

気候危機は現代の最重要課題です。ヴァローナでは、地球の未来、そしてヴァローナの未来は、わたしたちのあらゆる決断、行動、投資などの行動の中心に気候を中心に考えることが重要であると考えています。

カカオはヴァローナのカーボンフットプリントの中でも重要な役割を担っており、調達における戦略において負荷を軽減することを目標としています。

ヴァローナ|カカオが環境に及ぼす影響

エコデザイン

ヴァローナの目標のひとつは、お客さまにより責任ある製品を提供することです。ヴァローナのステークホルダーは、原材料やレシピだけでなく、製品の品質と、パッケージに使用されている資材など、サステナビリティの観点からも選択されています。ヴァローナでは、地球と資源への負荷を軽減しながら、製品の品質を担保できる環境設定のパッケージを目指しています。

新しいギフト用製品シリーズを発売する際、設計段階からパッケージをリサイクルすることを念頭に、資材を減らすという取り組みを行いました。この製品シリーズは、2025年までに、100%のリサイクルを達成するという目標のためデザインされました。

ヴァローナ|エコデザイン

輸送

直接的な温室効果ガス排出量を制限するため、従業員の出張に関連する温室効果ガス排出量を削減する施策を導入しています。

ヴァローナは2019年11月より、輸送に関連する排出量の削減に取り組んでいるフランス政府のFRET21イニシアチブに参加しています。

航空貨物輸送の最小化などを実施しており、2022年に515トン以上の二酸化酸素の排出の削減が実現できました。2024年までに940トンの二酸化炭素排出削減を目指しています。

ヴァローナ|輸送に与える影響

水資源

環境への負荷を軽減するということは、産業活動における水の消費量を削減することも意味します。

ヴァローナでは、チョコレートを製造する際に環境への負荷、汚染、資源の消費を抑えるために取り組んでいます。

2025年までに2013年の水資源の使用を50%削減することを目標に、水資源の使用を注意しています。

ヴァローナ|水資源

エネルギー

カカオ豆をチョコレートに加工するには、多くのエネルギーを消費します。温室効果ガス排出量を削減するには、エネルギー消費を抑えることが重要です。

ヴァローナでは、チョコレートの製造で使用するエネルギー消費量を削減し、化石燃料の代わりに再生可能エネルギーの使用を促進する取り組みを行っています。エネルギーについて、模範的な企業となるための取り組みのひとつとして、ヴァローナでの過去4年の電力の100%は認定された水力電力からきています。

このような取り組みと通じて、ヴァローナは再生可能エネルギー産業を支援しています。

ヴァローナのエネルギー

再利用可能容器プロジェクト「ラ・コンスィーニュ (La Consigne)」

廃棄物ゼロの目標を達成するため、ヴァローナでは再利用可能で返品できる容器を使用した「ラ・コンスィーニュ」プロジェクトを2020年に開始しました。

循環経済に基づいた新たなパッケージ方法を試験的に模索する当プロジェクトでは、製品を納品した容器を回収、洗浄し、再利用するものです。2022年までに、22トンのチョコレートがこのプロジェクトを通して販売されました。これにより870kgの廃棄物と1トンの二酸化炭素の削減が実現できました

ヴァローナの再利用可能容器プロジェクト ラ・コンスィーニュ